ただ時を刻むだけでない!?芸術的な機械式時計の世界

二百年早かった!?天才アブラアン ルイ ブレゲ

どんな世界にも天才と呼ばれる人間がいるものです。時計の世界で天才といえばアブラアン ルイ ブレゲをおいて他にはいないでしょう。1747年にスイスで生まれた彼は時計の歴史を二百年進めたと言われているんです。現代の時計で組み込まれている永久カレンダーやトゥールビヨン機構など様々な発明をしたブレゲ。自分の時計工房を開くと瞬く間に大人気になりました。そんな彼の評判を聞きつけある有名人が依頼をしてきました。その有名人とはマリーアントワネット。パンがなければお菓子を食べればいいじゃないのセリフで有名な彼女です。

完成まで44年!世界一の懐中時計

驚くべき人物からの注文ですがその条件も驚くもので、費用は幾ら掛かってもいいからとにかく最高級のものをという注文内容でした。職人魂に火がついたブレゲは持っている技術をすべて注ぎ込んで製作に取り掛かります。永久カレンダーや音で時刻を知らせるミニッツリピーターなど最高技術を盛り込んだその時計が完成したのは注文からなんと44年!依頼したマリーアントワネットは皆さんご存知のように処刑されてしまい、ブレゲ本人も完成前に死んでしまいます。その後、残りを受け継いだ弟子がようやく完成にこじつけたんです。いったい総額幾らになったんでしょうね。

今でも世界一の価値!?

現在の価値にして数億から数十億とも言われているこの時計、盗難の被害にあったこともありましたがその後発見され今は美術館で大切に保管されているようです。一度だけ復刻版を作ったようですが数量は一つだけで販売の予定はないとのこと。もし売るとしたら数千万円はするでしょう。ファッション感覚で気軽に使うというわけにはいかなそうです。いや、お金持ちの中には一千万円を超える時計を使っている方もいるのでそういう人なら喜んで買うのでしょうか?どちらにせよ私には縁遠い世界のお話でした。

オーデマピゲとは世界三大高級時計メーカーの一つに上げられるスイスの時計・宝飾品メーカーです。代表的なモデルにはロイヤル・オークと呼ばれるスポーツウォッチがあります。